国土数値情報XMLファイルから日本全国分のshapeファイルを作る

10年1月19日時点でのやり方。1円もかけない。

XMLファイルを47都道府県分揃える

国土数値情報ダウンロードサービスから最新で平成20年のデータをダウンロードできる。国土数値情報統一フォーマットのダウンロードサービスへの方は恐らく古いデータ。北海道を見る限り平成11年まで。


ひとまず「行政区域(面)」のデータを全国分ダウンロードする。全国一括という項目は無いので、沖縄から北海道まで全部チェックを入れて次へ。ページ内のチェックボックスをすべてチェックするブックマークレット等を使うと楽になる。


昭和25年から平成20年までのデータがズラッと出る。平成20年の物を47個チェックして規約に同意しダウンロード×47回。

国土地理院のサイトには基盤地図情報ダウンロードサービスというのもあるが、これは全ての市区町村を網羅するものではない。同じ規格で市区町村単位の細かい地図か?

shapeファイルへ変換

ZIPを全て解凍して、「N03-090320_xx.xml」というファイル名のXMLだけ同じフォルダへ集める。一括ファイル移動で移動してから「KS-META-N03-090320_xx.xml」というファイル名のXMLファイルだけ削除した。

国土数値情報データ変換ツールをインストールして、変換元に先程XMLファイルをまとめたフォルダを指定してshapeファイルへ変換する。

全国分のshapeファイルが完成



Quantum GIS等でまとめて開くと日本地図になる。それぞれのポリゴンに地名の属性も設定されている。これをPostGISやSpatiaLite等に取り込むとGoogleやその他Webサービスに依存しないで位置情報を扱える。ひとまず今夜は日本地図まで。